君が笑うとき
その日から俺は毎日なんとなく学校へ行ってしまった。


『一応受験生でしょぉ~』


また翔太に言われ、学校へいくはめになった。


「翔太~。数学の時間菓子買いに行こー」


「りょーかいっ♪」


だが、学校に行っても授業中は当たり前のようにさぼる。


学校を抜け出しては先生に毎回怒られていた。


それが、自分たちにとって快感だったんだ


なにかのゲームをしてるみたいで。
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