君が笑うとき
「学校なんて行かねえよ」


そう言ったのは俺、大橋 幸介。


いつからか道を誤り出した男


俺は中学校のときから先輩のケツを追って、必死になってタバコとか女に慣れようとしていた。



楽しかった――――



小学生の時の湿めぼったさから解放されたんだと思うと…


だから色々なことしてやろうと思った


中学1年ではタバコ、はじめてのSEX


中学2年では当たり前のように朝帰り


中学3年ではクスリにも手を出したことがある


俺は先輩に教えてもらったバーに毎日のように通い、毎日のように酔い狂った。


俺にとって先輩は親同然だったんだと思う。
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