私とあの娘
私は数分前の記憶を無くし、状況が掴めずにいた。

「あら、起きたの?」

目の前に花咲さんがいる。
....何で??


「数分前のことも覚えてないのかしら、間抜けね。」


私は少し思い出した。
誰もいない空き教室での出来事を。

そして今私は花咲さんの家の地下らしき所にいる。


「ここなら誰も来ないわよ、如月さん♪楽しめそうね、ふふっ。」

花咲さんは妖艶な笑みを浮かべる。
美しくて私は見惚れる。まるで洗脳されたように。
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