君が好き
秘密





「 隆起 ‼︎ 朝だよ、起きてっ 」


「 んー、 うっせぇな 」



そういって大きな伸びをして
もう一度布団の中へともぐるこのばか男



「 うっせぇじゃないわよっ‼︎ 」


わたしはそういって
大事そうに抱えていた 布団をひっくり返す




「 あんたのせいでわたしまで遅刻したら

どうしてくれんのよ っ 」







一 これがわたしたちの日常。



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