君が好き




ザワザワとうるさい 食堂



入り口ではもう人が溢れかえってる





「 うわー、やばいねぇ 」


「ほんとだね、莉子どうする?
先に食券買ってくる? わたし席とっとくね」




そういって気の利いたことを言ってくれる萌
さっさと 人混みへと消えていった







わたしは 人混みとは反対方向に歩き出し、
食券横の食券売り場へとむかった 一










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