Bounce Girl と Shiny Boy
happy days





『焼きそば買ってくださーい!』

『お化け屋敷楽しいですよ!!』




私は屋台の宣伝や出し物の宣伝に
チラチラ耳を傾けながら
1人歩いていた。




だってー自分のクラスの屋台ー
私の番まだなんだもんっっ





ゆっちゃんは忙しそうだしさー




あ!こうなったら翔の所
行っちゃえ!!!!♡♡




思いついた私は校舎の中に
さっそく入ろうとすると






『ねえ、そこのツインテールの子
今から俺らと文化祭回らない?』



他校の男子2人組が声をかけてきた



『え、でも私、今からどこかに…
あれ?!なんだっけな!!!!

ま!思い出せないからいいや!
いいですよー!』




そう言った瞬間、グイッと
誰かに腕を引っ張られた。




『こいつこれから忙しいんで、
別を当たって』


『翔!!!!』



でもなんでここに?



そう思ってたら他校の2人組は
舌打ちをしてどこかに行っちゃった



そしたら翔は『ふぅ』って
ため息をつく。


でもちょっと待って!

今なら思い出せそう。



『もう陽菜!勝手に知らない男に
付いてっちゃだめじゃん!』



『あ!!!!そうだ!!
私、翔のクラスに行こうと
してたんだった!!!!』




やっと思い出した!!!!すっきり〜




『ちょ、陽菜、聞いてる?』


『へ?翔?なんか言った?』


『もういいや。
じゃ俺のクラス行くか?』


『うん!!!!』




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