Bounce Girl と Shiny Boy
『うふふっうふふふふ』
ただいま、私、にやけが止まりません。
だってー翔がカフェのイケメン店員
みたいなんだもんー♡
『いちごパフェです』
頼んだいちごパフェを持ってきた翔は
カッターシャツに
黒いズボン←これは制服のズボンかな?
と、茶色のエプロン。
ほんとにカフェにいそうなくらい
似合ってる。
『何、にやけてんだよ』
『だって翔ったら、すごく
似合ってるんだもん!!』
でもそんな翔よりすぐに
いちごパフェに目が釘付けになる。
『きゃー♡いちごパフェ♡
いただきまーす!!!!』
私がスプーンでクリームを
すくった時、
『翔くん!こっちにも来てー!!』
翔が別のテーブルに座ってる女子達に
呼ばれた。
まあ、こう見えて、うちの翔さん
モテますからねー!
親友の私は鼻が高い!!
『陽菜、1人で大丈夫??』
翔は私を心配そうに覗き込んできた。
『なに言ってんの!私ももう
こんなに大きくなったんだから
1人でも平気だって!
早く行ってあげて!!』
『うん、そうだよなっ。じゃ。』
私が笑顔で翔を送った後、
すぐに大好きなイチゴをパクリと食べた
翔ったら昔から心配性なんだからっ
まあ忙しそうだし、
早く食べて早く出よっと。