彼の『好き』は私、限定。
「いっ、いや!なんでもないよ?」
「本当に?…なんかあった?」
「真面目に、ないから!!」
なんかさっ!!
私…軽くさっきから
キャラ崩壊してない?
だって、初対面で
こんなに馴れ馴れしく接するとか
あの、天下の
夏目以来でしょ!?
(夏目は本当に人を
狂わす天才です。(いい意味で))
そんなこと考えていたら…
―キーンコーン、カーンコーン。
と、ホームルーム開始3分前
のチャイムがなった。