心の恋愛事情
受験を控えている学年は、週6回ある練習のうち、何日かは勉強の為休むようになっていた。
私や祐も例外ではなかった。
お互いが推薦をもらえているからと言っても、やはり滑り止めに私立は受験しておかなければならなかった。
その為、祐と会う日が徐々に減っていった...
「お前何か欲しいもんある?」
何の前触れもなく祐の質問は始まる。
「え?いきなり何!?」
「誕生日。もうすぐだろ」
「あぁ。………欲しいものはない。クリスマスと一緒にされなければ何でもいい」
私の誕生日はクリスマスイブ。
家族には毎年誕生日とクリスマスのプレゼントを一緒にされていたため、クリスマスと誕生日を一緒にされることが凄く嫌だった。
「つかプレゼントはサプライズのほうがいいー」
「何も思いつかんのだって!!お前何が好きとか嫌いとか自分の事何も話さんし」
―――何かにヒビのはいる小さな音がした…
私や祐も例外ではなかった。
お互いが推薦をもらえているからと言っても、やはり滑り止めに私立は受験しておかなければならなかった。
その為、祐と会う日が徐々に減っていった...
「お前何か欲しいもんある?」
何の前触れもなく祐の質問は始まる。
「え?いきなり何!?」
「誕生日。もうすぐだろ」
「あぁ。………欲しいものはない。クリスマスと一緒にされなければ何でもいい」
私の誕生日はクリスマスイブ。
家族には毎年誕生日とクリスマスのプレゼントを一緒にされていたため、クリスマスと誕生日を一緒にされることが凄く嫌だった。
「つかプレゼントはサプライズのほうがいいー」
「何も思いつかんのだって!!お前何が好きとか嫌いとか自分の事何も話さんし」
―――何かにヒビのはいる小さな音がした…