心の恋愛事情
「祐のどこがいいの??」
大体友達に1回はされる質問。
正直訊かれる度にドキッとした。ホント自分でも何で好きになったのかよく分からなかったのだ。
「ん〜…どこだろ?カッコイイわけでもないしねぇ。でも優しいよ?」
「アイツが!?優しい!?」
祐と同じ小学校だった子は揃って同じ反応を返してくれた。
どうやら“あの悪ガキの祐が女の子に優しくするわけがない!!”という認識があるらしかった。
「いや、でも祐だって好きな人にくらい優しくなるってぇ」
私が照れながらそう返しても、余計にキモイし!の一言で片付けられてしまう。
正直、人の彼氏をそんなに否定すんなよ、と言いたくなるがそこはあえて笑って流すことにした。
確かに祐にはココが良い!という所はなかったが、一緒にいて心地良かったのは確かだった。
同じ趣味があるわけでもなく、共通の会話はホント学校の事か水泳の事しかなかったけれど………
それでも祐の隣は心地良かった………
大体友達に1回はされる質問。
正直訊かれる度にドキッとした。ホント自分でも何で好きになったのかよく分からなかったのだ。
「ん〜…どこだろ?カッコイイわけでもないしねぇ。でも優しいよ?」
「アイツが!?優しい!?」
祐と同じ小学校だった子は揃って同じ反応を返してくれた。
どうやら“あの悪ガキの祐が女の子に優しくするわけがない!!”という認識があるらしかった。
「いや、でも祐だって好きな人にくらい優しくなるってぇ」
私が照れながらそう返しても、余計にキモイし!の一言で片付けられてしまう。
正直、人の彼氏をそんなに否定すんなよ、と言いたくなるがそこはあえて笑って流すことにした。
確かに祐にはココが良い!という所はなかったが、一緒にいて心地良かったのは確かだった。
同じ趣味があるわけでもなく、共通の会話はホント学校の事か水泳の事しかなかったけれど………
それでも祐の隣は心地良かった………