心の恋愛事情
予想外の私の答えに、一瞬祐は戸惑っていた。



「……あ、うん。…じゃぁ聞き、流し、て」

「……」

「………」




沈黙。





しばらくして、何かごめん…と言って祐は家へと帰っていった。



ごめんね、祐―――…
私はまだ、祐とそういうことしたいと思えないんだ……











“好きだからなんでもできる”わけじゃぁないのだ...








ファーストキス…




私にはまだ早かった。






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