心の恋愛事情

5月の半ば。
GWはお互い地元へは帰らなかったため、もう一ヶ月以上会っていなかった。


何となく祐に会いたい、とぽわんと思うようになっていた。
そんな時、事件は起こった。








授業が終わり、私は携帯を手に取り新着メールがないか確認した。



毎日のようにあった祐からのメールが3日もきていない…



何となく不安にはなったけれど、私は“部活が忙しくなってきたのかな?”と思い、そのまま放置していた。






きっと、余裕ができたらまた連絡が来るだろう…。
















―――気が付けば、それからまた連絡のないまま3日が経っていた。



流石に私から連絡しようかと思った。
けれど、どうしても自分から連絡ができずにまた一日が過ぎてしまった。





翌日――連絡が切れて一週間目の朝、祐からメールが来た。
私は少しワクワクしながらメールを見た。








そして…言葉を失った。














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