いい加減、好きって言わせろ
「別にどうでもいいけど」
「そうこなくっちゃ♪
その1・呼び止めて誕生日を聞く
解説その1・呼び止めたら、避けてることの理由を聞かれると彼女は思う……が、しかし!聞いてきたのは誕生日!?
『なぜこのタイミングで誕生日を聞くんだ!?
避けているのに星真くんは気にしてないの!?』そう思って、頭の中でお前に溺れる」
「そんなうまくいくはずねぇだろ」
「お前が避けていることを気にしてないとわかれば、避けるのもめんどくさくなって普通になるはず!」
ビシッと俺の顔の前に人差し指を立てて心哉はドヤ顔で決めた
「とりあえずやるか!!」
「さすが星真っす!
あっ、そいえばお前クラス一の美少女ののちゃんのデート断ったんだって?
もったいねー・・・」
「めんどくせー、あんなやつ
喋り方ウザイっつーの」
「ヒッデー」
俺の作戦は、今始まったばかりだ