姫様たちの波乱万丈な日常

夢か…私はずっとあの日の悪夢しか見られない…

もういやだ…
毎日毎日、お母様とお父様が死ぬところを見るなんて…


ナターシャ「…」


マナモナ「ただの夢ならいいんだけど…ちょっと気になるから…お母様に頼んでこっそり人間界に行ってみようかなと思ったんだけど…」

人間界に行きたいの!?
基本的に人間界にはマナモナのお母様が張った強力な結界があるのでこっそり
行こうとしても行けないらしい
まあ…マナモナのお母様は物好きだから人間界に行きたいと行ったら快く開けてくれるだろう…

しかし人間界と魔界では文明の差があきらかなので誰も不便な人間界には行こうとはしない


ナターシャ「たとえルナサが人間界で見つかったとしても向こうは私たちを覚えてないぜ…行っても悲しくなるだけだと思うぜ…」


マナモナ「だとしても気になるのよ…それにルナサに会いたい…」


ノア「私も会いたいな…」
ルナサに会いたい…そう思っていたらマナモナのお母様とナターシャのお母様が部屋に入ってきた

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