雨空の後にかかる虹
チャイムを鳴らしても誰も出ない。

公生寝てるのかな?


「おじゃましまーす!」

そう言って家にあがる。


二階の公生の部屋の前。

「公生?入るよ?」

そう言ってドアを開ける。

「まだ寝てる…」

呟いてベッドの上に寝てる公生を起こす。

「公生?起きてよー遅刻しちゃうよ」

公生の身体を揺する。

その時だった。

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