花いちもんめ

れむが腕時計をみながら言う。れむはこんな時でも冷静だ
「走ろーー!」
私を先頭に校舎へと猛ダッシュする。

「あははっ みんな遅い〜笑」

七海がいつのまにか私よりずっと前にいる。

「七海は相変わらず足はやいねー」
私が羨ましそうに言うと

「そんなことないって!それに美々だって速くなったじゃん 追い越すの大変だったんだよ〜?」

七海はさりげなくフォローしてくれる。

「そっかな えへへ笑」

やっと七海に追いつき呼吸を整えていると七海が水をくれた。

「美々ー 七海ー 時間やべーぞ」

裕介の声が聞こえてくる。

「キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン...」
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop