冴えない彼をプロデュース!!
「ほらー皐ちゃんーーー、起きて頂戴ねー」
「ぇーーーぇー……あ、あと5分ー……」
「ハイハイ、起きて起きてー!もー何時まで寝てるのー!部活行かないとダメでしょーー(笑)」
「マミー……まだ、眠いーー」
保健室の、ベッドが気持ち良すぎて
一向に起きようとしない私に
第二の、マミーこと自称保健室のマドンナ
サトちゃん(45歳ついでに実のマミーと同い年)は
「お母さんじゃないからねーー全くこの子はー…。よし、しょうがないこうなったら実力行使よ!」
そう言うと
バサーーーッ!
と私の被っていた羽毛布団を剥がした。