遠くて近い声
「…っうし。インストール終わりー。」
ごろごろと部屋のベッドに寝そべり、
iPhoneの画面を見ると、
『ようこそっ!“ だべるん ”へっ!
あなたの名前をおしえてねっ』
と表示された。
ここで、自分の名前やプロフィールを書いていくみたいだ。
「んーー。どーしよっかなぁ。名前って意外に悩むなぁー。」
本名は嫌だし、女子っ!って感じてもないからなぁー、私…。
「…よっし。きめたっ。」
カチカチとiPhoneのキーボード音だけな部屋の中に響く。
「りーーんーーっ!晩ご飯だから降りてきなさーいっ!」
「はーいはーーいっ。」
自分の体重で潰れてたお気に入りの羊柄枕にiPhoneを置いて下に向かう。
画面には、
『 くま子 B型 冬生まれ
寝ること食べること、
やっぱり寝ることが大好きな
田舎娘です。
よろしくしてくださるなら、
よろしくどうぞ。 』
そんな紹介文と、アイコンには、やる気のなさそうなクマのイラストが寝そべっていた。
「お母さん今日の唐揚げスッゴイ美味しいんだけど。
ご飯おかわりっ。」
「自分でやりなさい。
あらほんと?嬉しいわぁー。
冷凍だけど。」
凛が茶碗にご飯をよそっている頃。
「なんだ、このぶざけた紹介文っ!
やっばっ!この子、絶対面白いわ」
いつか話せないかなぁ…、
そんな風に自分のプロフィールページが見られていることを知らない凛でした。
「はぁー。食べるって幸せっ!」
…………………………………
こんな感じな主人公の女の子です。
ごろごろと部屋のベッドに寝そべり、
iPhoneの画面を見ると、
『ようこそっ!“ だべるん ”へっ!
あなたの名前をおしえてねっ』
と表示された。
ここで、自分の名前やプロフィールを書いていくみたいだ。
「んーー。どーしよっかなぁ。名前って意外に悩むなぁー。」
本名は嫌だし、女子っ!って感じてもないからなぁー、私…。
「…よっし。きめたっ。」
カチカチとiPhoneのキーボード音だけな部屋の中に響く。
「りーーんーーっ!晩ご飯だから降りてきなさーいっ!」
「はーいはーーいっ。」
自分の体重で潰れてたお気に入りの羊柄枕にiPhoneを置いて下に向かう。
画面には、
『 くま子 B型 冬生まれ
寝ること食べること、
やっぱり寝ることが大好きな
田舎娘です。
よろしくしてくださるなら、
よろしくどうぞ。 』
そんな紹介文と、アイコンには、やる気のなさそうなクマのイラストが寝そべっていた。
「お母さん今日の唐揚げスッゴイ美味しいんだけど。
ご飯おかわりっ。」
「自分でやりなさい。
あらほんと?嬉しいわぁー。
冷凍だけど。」
凛が茶碗にご飯をよそっている頃。
「なんだ、このぶざけた紹介文っ!
やっばっ!この子、絶対面白いわ」
いつか話せないかなぁ…、
そんな風に自分のプロフィールページが見られていることを知らない凛でした。
「はぁー。食べるって幸せっ!」
…………………………………
こんな感じな主人公の女の子です。