「花菜ぁ~?アンタさぁ~?」


いつも男子からぶりっ子と言われる特有の高くて
気持ち悪くるような声で私の名を出した真矢ちゃん
この時ばかりは怖くて何も言えなかった。


しかし、気にせず真矢ちゃんはつづける


「翔クンと出来てるのぉ~?」

……は?
私は一瞬フリーズした。なんの恋愛アニメだろうと
翔こと時並翔はカンナの好きな人で
私の幼なじみだ。
きっと恋愛アニメならカンナは破れ私と翔付き合うなどと
クサいエンディングを迎えたのだろうが
生憎私は翔に興味がない。


「何言ってるの真矢ちゃん……
私と翔は単なる幼なじみd「とぼけないで!!」」


私が喋ろうとすればカンナが言葉を被せるので

話そうにも話せない。

そして次に突きつけられたものでわたしの心は死んだ
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