【短編】ツンデレでクールな彼氏
「いいけど、昴OKするかな?」
「たっくん誘うから、よろしくっ!」
あたしはそう言われ、
昴に携帯で電話を掛けた。
『もしもし?』
「あ、昴?」
『何?』
不機嫌な冷たい声。
「夏休み、あいてる?」
『なんで?』
「いや、愛恵がたっくんとあたしと昴で海行こうって。もしかして無理だった??」
『いや、大丈夫』
ん?
なんて言った??
「え?なんて」
『だから、行けるっつったの。嫌なの?』
「そんなんじゃないよ!!すっごく嬉しい」