7年先も、キミを想って。


それから私は星夜の入った後のお風呂に入った

奴がいるとは知らずに………。




「キャー!!!」

「!!?どうした!?」

私は夜中だとゆうことも忘れ、大きな声で叫んでしまっていた

「日和!」

「星夜!あれ!あれ!」


私は裸だと言うのに星夜に飛びついてしまっていた。


「えっ!?ちょ、まて!落ち着けって、どした?」

「ゴキブリ!ゴキブリがぁぁぁぁぁぁ」


あぁ、そんなことか。と、安心したように言い、ゴキジェットと書いたものを手に取り、シューっとおとを出しながら、ゴキブリを倒してくれた。


「ごめん、俺風呂入るとき窓開けてるから……」

「もー、何で言ってくれなかったのよ……死ぬかとおもったー」

「………あぁ、日和。俺も今、困ってんだけど……」


星夜は首の後ろを掻きながら、目を合わせずに言った。

私は自分がどんな格好かを確認し顔を真っ赤にした


わっ、私…タオル1枚で、星夜に……うわぁぁああ!


「俺も一応…男だから……さ?」

「ごごごごめん!わざとじゃないから!ほんとごめん!


「いやぁ…うん、また何かあったら呼べよ……じゃあ!」


そう私をお風呂場に押入れ、ドアを閉めて、星夜は慌てて戻っていった。


私はその場でぽか〜んと湯船を眺めていた。


頭の中を整理するのに時間が掛かり、私の行動が大胆だった事に気が付いた


私……また星夜に悪いこと……てゆうか、私どうやって星夜と話そうかとか考えてるし!まぁ考えるのが当たり前なのかな……だぁー!わかんないよ、何してるんだろ私!


その後、のぼせてはいない真っ赤な顔を手でかくしながら、湯船に10分程入っていました……。

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