7年先も、キミを想って。


あ、泊まってけとか言ったけど………俺、耐えられるかな……まぁ耐えれたきゃやばいんだけどな。


「なぁ日和、俺のベッドでいいか?」

「え?」


日和は目線をそのまま手元に置きながら、鼻歌をやめ返事をした。


「もうそろそろ寝るだろ?それで、俺のベッドで良いかなーって思って、俺は布団ひいて寝るから。」

「え!?そんなの悪いよ!私下で寝るから、星夜ベッド使いなよ。」


日和は顔をバッと上げてから言った。

あぁ、そーだった、こいつ、今日遠慮しかしてねーんだった。


「あ、俺寝相悪いから、下だと落ちてくんぞ?」


俺がそう嘘をつくと、日和は困った様な顔をしてから、「じゃあ」と言ってくれた。




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