7年先も、キミを想って。


そんな感じで服屋も回り、そのまま晩御飯まで食べに行った。


「ごめんね、色々奢ってもらっちゃって」

「こうゆう時は、ありがとう、でいいんだよ。」

「うん、ありがとう!」

「うちまで送る、夜遅いし」


星夜の言葉に甘え、家まで送ってもらうことにした。

下で良いって言ったのに、星夜がついでだって言って、エレベーターに一緒に乗った。

自分ん家の階につき、エレベーターのドアが開き、星夜と家の前まで行ったら


「和人……」


そこには和人が座っていた。


「日和…誰?そいつ」


和人は隣の星夜を見て聞いてきた。


「あっ、えっと、星夜、小野星夜先輩。同じ学校の3年生……あっ、星夜、こっちはいつも話してる幼なじみの藤崎和人。」


お互いの名前を教え、星夜だけが宜しく、と言った。


「じゃあ俺帰るわ、明日は学校行けよ。」

「うん、昨日も今日もありがとう、また明日!」

「おう。」


星夜は手を振りながらエレベーターで降りていった。


「中、入ってよ。」


それだけ言って家の鍵を開けた。

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