好きになってもいいですか?
『ってか、みんな遅くね?見てこよっかな』

「あっ!大丈夫じゃない?黒板には、「席について待っておこう」って書いてあるし」

『そっか!俺も席つこーっと」

そして、蒼くんが席表を見に行った

蒼くんはどこの席かなーっ?

なんて思ってたら、蒼くんがびっくりした顔でこっちに歩いてきた

「どうしたの?」

『俺、桜の隣だ…』

「えっ…」

『えっ…って、嫌なのかよ!』

「ううん!嬉しいの!」

って笑顔で私が言ったら、なぜか蒼くんは顔が赤かった

「どうしたの?蒼くん?」

私が顔を近づけたらもっと真っ赤な顔をした

『あっ…お…俺、 やっぱ下の様子見てくるわ』

タッ

「あっ!行っちゃった…」


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