*＊青空ドロップ＊*～君が落としたラブレター〜

「でもね、自分からひなたを突き放しておいて思ったんだ。いざ1人になったらやっぱり寂しくてひなたの笑顔が見たくてたまらなかった。」



そうやって

嬉しいことたくさん言ってくれるから



「…たまに、風斗に頼んでひなたの写真見せてもらったりもしてた。俺はひなたを笑わせることできないからそばにいてやれないから、俺の代わりに風斗がそばにいてやってって頼んだんだ」



胸がぎゅっと締め付けられる

初めてしぃの思いを知って

私を待ってくれてた人がもう1人いたことを知った



「そんなの、もう頼まなくていいよ。毎日来るから。毎日会いに来るから。だから…そんな悲しい顔で笑わないで？」



私があなたの太陽になる

あなたの心を私が照らしてあげるよ

どんなに悲しくても辛くても

私がずっとそばにいるから



「ひなた、好き」



悲しい雨はやんで

元気に輝く太陽が顔を出した