めくるめく恋心
第6.5話 side:Kira
_あ〜ダル……。
夏休み中に一日ある登校日。サボろうかと思ったけど、それが親にばれたら今後の遊びに響くから、怠いけど真面目に登校した。
「お昼学食行こーってなってんだけど、吉良も行こうよ!」
同じクラスの女友達に誘われて、どうせ暇だし一緒に学食に行くことにした。
「春姫、お前も行く?」
「私もいいの?」
「みんな適当に誘ってるみたいだし、いーんじゃん?」
中学からの友達で蒼汰の彼女の春姫。俺の周りには派手で猫かぶりな女が多いけど、春姫は違う。初めて話した時に、ココちゃんに少し似ているなと思った。
みんなで学食に向かっていると、ズボンのポケットに入れていたスマホが震えた。
画面には蒼汰の文字。
「はいはーい。」
「お前今度は何しでかしたんだよ。」
_は? いきなり何だよ。
「何の話し?」
「右京にーから電話がかかってきて、お前が今日学校に来てるか聞かれた。」
「右京が?」
_そういや電話チョーかかってきてたな。 あとメールも……ま、全部フルシカトしてやったけど。
夏休み中に一日ある登校日。サボろうかと思ったけど、それが親にばれたら今後の遊びに響くから、怠いけど真面目に登校した。
「お昼学食行こーってなってんだけど、吉良も行こうよ!」
同じクラスの女友達に誘われて、どうせ暇だし一緒に学食に行くことにした。
「春姫、お前も行く?」
「私もいいの?」
「みんな適当に誘ってるみたいだし、いーんじゃん?」
中学からの友達で蒼汰の彼女の春姫。俺の周りには派手で猫かぶりな女が多いけど、春姫は違う。初めて話した時に、ココちゃんに少し似ているなと思った。
みんなで学食に向かっていると、ズボンのポケットに入れていたスマホが震えた。
画面には蒼汰の文字。
「はいはーい。」
「お前今度は何しでかしたんだよ。」
_は? いきなり何だよ。
「何の話し?」
「右京にーから電話がかかってきて、お前が今日学校に来てるか聞かれた。」
「右京が?」
_そういや電話チョーかかってきてたな。 あとメールも……ま、全部フルシカトしてやったけど。