めくるめく恋心
きーちゃんの隣にはぴったりとくっついている奈々子ちゃん。いつ見ても可愛い。
_そりゃそうだよね。 モデルやってる子だもんね……。
「俺たち奥の部屋で飲んでるんで、気が向いたら遊び来てくださいよ。」
「おー、気が向いたら行くわ。」
「ココちゃんもね!」
「あ、うん。 ありがとう。」
蒼汰君たちが奥の部屋へ入っていくと、店内はまた微かな賑わいに戻った。
きーちゃんと奈々子ちゃんが一緒にいるところなんて何度も見ているはずなのに、見る度に胸の痛みは大きくなっていく。
「次、何飲む?」
「あ……烏龍茶にします。」
玉置さんが自分の分の飲み物を注文する時に、私の飲み物も一緒に頼んでくれた。
「玉置さんって、ヤキモチ妬く事とかってあるんですか?」
「……普通に妬くよ。」
「妬いたらどうなるんですか?」
「どうって……変な事聞くね。 取りあえずイラつくよ。 その時は美弥子にも言うし。」
「言うんですか!?」
「こいつは人目もはばからず思った事を言うんだよ。 美弥子は気持ち悪いくらい嬉しそうな顔してるけど、聞いてるこっちは恥ずかしいっつーの。」
玉置さんの意外な一面を知ってしまった。思っている事を中々相手に言えない私からすると、玉置さんの性格は凄く羨ましかった。
_そりゃそうだよね。 モデルやってる子だもんね……。
「俺たち奥の部屋で飲んでるんで、気が向いたら遊び来てくださいよ。」
「おー、気が向いたら行くわ。」
「ココちゃんもね!」
「あ、うん。 ありがとう。」
蒼汰君たちが奥の部屋へ入っていくと、店内はまた微かな賑わいに戻った。
きーちゃんと奈々子ちゃんが一緒にいるところなんて何度も見ているはずなのに、見る度に胸の痛みは大きくなっていく。
「次、何飲む?」
「あ……烏龍茶にします。」
玉置さんが自分の分の飲み物を注文する時に、私の飲み物も一緒に頼んでくれた。
「玉置さんって、ヤキモチ妬く事とかってあるんですか?」
「……普通に妬くよ。」
「妬いたらどうなるんですか?」
「どうって……変な事聞くね。 取りあえずイラつくよ。 その時は美弥子にも言うし。」
「言うんですか!?」
「こいつは人目もはばからず思った事を言うんだよ。 美弥子は気持ち悪いくらい嬉しそうな顔してるけど、聞いてるこっちは恥ずかしいっつーの。」
玉置さんの意外な一面を知ってしまった。思っている事を中々相手に言えない私からすると、玉置さんの性格は凄く羨ましかった。