めくるめく恋心
一度衣装を着替えなおして、その衣装に合わせてメイクやヘアも変えられた。さっきとは雰囲気が変わり、凄くキュートな感じで纏められている。
今度はソファーで寛ぎながらのショット。蒼汰君の膝の上に頭をのせて蒼汰君の顔を見上げている。
「何笑ってんの?」
「いつもと逆だなと思って。」
「いつもと?」
「家に居る時はきーちゃんが私の膝の上に頭載せて、ゴロゴロしてるの。 リビングでテレビ見てる時はだいたいがそんな感じ。」
二人で並んでソファーに座っていると、気付いたらきーちゃんが私の肩に頭をのせている。そしてテレビに夢中になっていると、いつの間にかきーちゃんの頭が膝の上に載っている。それが当たり前すぎて、今では何とも思わなくなってしまった。
「あいつココちゃんに対してはマジで甘えん坊のクソガキだな。」
「あはは、甘えん坊って。 でも確かにそうかも。 それが嬉しかったりするんだけどね。」
「ココちゃんも面倒見いいよね。」
「そうかな? 面倒見がよくなるのは相手がきーちゃんだからかもしれない。 放っておけないんだよね。」
その気持ちに加えて、私自身も構ってほしいって思ってるのかもしれない。
「俺がココちゃんとして、吉良はいつもどんな感じなの? 頭載せてゴロゴロテレビ見てるだけ?」
「CMになると顔を上に向けてニコニコしながら話してくれるよ。 それから、たまに私の頬っぺたをぷにぷにしながら遊んでる。」
いつもきーちゃんにされている様に蒼汰君の頬っぺたをぷにぷにすると、蒼汰君は「あはは!」と声を出して笑い出した。
今度はソファーで寛ぎながらのショット。蒼汰君の膝の上に頭をのせて蒼汰君の顔を見上げている。
「何笑ってんの?」
「いつもと逆だなと思って。」
「いつもと?」
「家に居る時はきーちゃんが私の膝の上に頭載せて、ゴロゴロしてるの。 リビングでテレビ見てる時はだいたいがそんな感じ。」
二人で並んでソファーに座っていると、気付いたらきーちゃんが私の肩に頭をのせている。そしてテレビに夢中になっていると、いつの間にかきーちゃんの頭が膝の上に載っている。それが当たり前すぎて、今では何とも思わなくなってしまった。
「あいつココちゃんに対してはマジで甘えん坊のクソガキだな。」
「あはは、甘えん坊って。 でも確かにそうかも。 それが嬉しかったりするんだけどね。」
「ココちゃんも面倒見いいよね。」
「そうかな? 面倒見がよくなるのは相手がきーちゃんだからかもしれない。 放っておけないんだよね。」
その気持ちに加えて、私自身も構ってほしいって思ってるのかもしれない。
「俺がココちゃんとして、吉良はいつもどんな感じなの? 頭載せてゴロゴロテレビ見てるだけ?」
「CMになると顔を上に向けてニコニコしながら話してくれるよ。 それから、たまに私の頬っぺたをぷにぷにしながら遊んでる。」
いつもきーちゃんにされている様に蒼汰君の頬っぺたをぷにぷにすると、蒼汰君は「あはは!」と声を出して笑い出した。