冷たい王子様にI LOVE YOU★
訪れた甘い季節〜
ジリリリリッ―――
「…なとっ!……みなとっ!」
重たい目が目覚ましの音と
ママの声で目が覚める
それと同時に夢の中から現実へ戻される
「ん…?ママ…?おはよ〜」
「なぁーにが、おはよ〜よっ!早く起きなさい!今日から花のJKよ!ご飯も出来てるから早く準備しちゃいなさい!」
んー?花のJK?何だろう??
……あ!!
やっばぁーい!今日から高校生!
初日から寝坊しちゃったよ〜(泣)
「って…あれれ?ママ!まだ5時だよ?!」
まだ鳴り止んでいなかった
目覚まし時計を止めて時間を見れば
まだ朝の5時じゃん!!
「まだ5時じゃなくて!もう5時なのよ」
は?もう意味分かんないや…?
「もうちょっと寝れるのにー」
「高校生活初日の日よ!うーんと目立ってイケメン彼氏ゲットしなくちゃ!最初は肝心なのよ?寝るなんてありえないわ!」