期間婚〜彼と私の微糖な関係〜
恋は心でするものです。あなたに会えて良かった。幸せライフ
「結局、自然消滅かよ?」
我が家で寝ころびながら少女漫画を読んでいた千秋君が視線だけ上げてつぶやいた。
てか、あなた最近、休みとなったら我が家にいるよね?
そして自分の部屋のようにくつろいでるよね?
まあ…もう、そんなのどうでもいいけど、1人で泣くことも不可能かよ…。
「ちょこさー、それで良かったの?」
「えっ?」
「自分から身を引いて、自然消滅で良かったの?」
そんなこと言われても…。
「ただ、連絡もとれないで待ってるだけの時間は…
私にとって身をひくより辛かったんだよ…。」
ふうん。と言った千秋君はまた、漫画を読み始める。
「俺にはよくわかんないや、まともに誰かと付き合ったこととかないし?」
「…そうなんだ?」
あなたの容姿でそれは意外です。