期間婚〜彼と私の微糖な関係〜


「じゃあ、私もお見舞いに行って来るわ。」

そう行って彼女な去ろうとした瞬間


あの日

若社長についていた女性の匂いとシンクロする。


もしかして…?

ハッと顔をあげた瞬間

嫌な意味で鼓動が加速する。


食事もシャワーも済ませて深夜に帰宅した若社長から

彼女と同じ匂いがしたということは…?



そういうことだったんだ…。

あの日、若社長は

彼女と

あんなことやこんな事をしてたんだ…。



「ちょこちゃん?早く乗りなよ」

呆然としていた私に若社長は笑いながら声をかけてきた。



…何、笑ってんだよ。

人の気も知らないで…。


若社長なんて…

ただの下半身がだらしない顔だけの男だよっ‼


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