夢色約束
「ねえ、香里奈ちゃん」
私を待っていたのか、下駄箱にもたれかかって携帯をいじっていた奈留ちゃん。
「奈留、ちゃん…」
「ちょっといいかな」
笑っているはずの奈留ちゃんがなぜだか、一番怖く感じた。
「うん、いいよ…」
私たちは帰り道、駅前のカフェに行った。
「「…」」
無言…。
「えっと、どうしたの?」
「…」
いや、応えてよ…。
私が呼び出された意味…
「…ねえ、」
やっとしゃべってくれたー!!
「どうしたの」
紅茶に口をつける。
「香里奈ちゃんって…光くんのこと、好きなの?」
「ブッ!!」
飲んだ紅茶を吹きそうになった。
「図星?」
「いや、その、えーと」
「私、光くんが好き」
ズキッ
「だから、香里奈ちゃんが光くんを好きなら、私たちはライバルだよ」
「…」
「今、光くんの一番近くにいるのは香里奈ちゃんかもしれない。でも、私は香里奈ちゃんに負ける気も、譲る気もないよ」
強く言う奈留ちゃん。
「私は…」
私を待っていたのか、下駄箱にもたれかかって携帯をいじっていた奈留ちゃん。
「奈留、ちゃん…」
「ちょっといいかな」
笑っているはずの奈留ちゃんがなぜだか、一番怖く感じた。
「うん、いいよ…」
私たちは帰り道、駅前のカフェに行った。
「「…」」
無言…。
「えっと、どうしたの?」
「…」
いや、応えてよ…。
私が呼び出された意味…
「…ねえ、」
やっとしゃべってくれたー!!
「どうしたの」
紅茶に口をつける。
「香里奈ちゃんって…光くんのこと、好きなの?」
「ブッ!!」
飲んだ紅茶を吹きそうになった。
「図星?」
「いや、その、えーと」
「私、光くんが好き」
ズキッ
「だから、香里奈ちゃんが光くんを好きなら、私たちはライバルだよ」
「…」
「今、光くんの一番近くにいるのは香里奈ちゃんかもしれない。でも、私は香里奈ちゃんに負ける気も、譲る気もないよ」
強く言う奈留ちゃん。
「私は…」