夢色約束
「てか、香里奈」
「なに、」
ちょっと不機嫌にかえす。
「選べ」
そんなことを気にしていないような光は言った。
「なにを!?」
「バカか。ネックレスのコーナーでそれ以外になに選ぶんだよ」
それもそうか。
てか、なんで私が・・・
「早く」
隣で急かしてくる光。
「ちょ、待って」
光が言ったんだからちゃんと選ばせてよね!!
「これは?」
握っていた手をすこし引いて光が私に言ってきた。
「どれ?」
「これ」
光が選んだのは小さなハートがトップになっているネックレス。
可愛い・・・
ついてるのは、ダイヤかな?
「いや、でもこれ・・・」
値段が・・・
私の言いたいことがわかったのか光が、ため息をついた。
「お嬢様のくせして値段なんか気にしてんのか?」
「関係ないから!!」
お嬢様でも値段くらい気にするわよ、たぶん・・・
「だから、お前はいいんだよ」
呆れているはずの光の顔は妙に優しかった。
「なに、」
ちょっと不機嫌にかえす。
「選べ」
そんなことを気にしていないような光は言った。
「なにを!?」
「バカか。ネックレスのコーナーでそれ以外になに選ぶんだよ」
それもそうか。
てか、なんで私が・・・
「早く」
隣で急かしてくる光。
「ちょ、待って」
光が言ったんだからちゃんと選ばせてよね!!
「これは?」
握っていた手をすこし引いて光が私に言ってきた。
「どれ?」
「これ」
光が選んだのは小さなハートがトップになっているネックレス。
可愛い・・・
ついてるのは、ダイヤかな?
「いや、でもこれ・・・」
値段が・・・
私の言いたいことがわかったのか光が、ため息をついた。
「お嬢様のくせして値段なんか気にしてんのか?」
「関係ないから!!」
お嬢様でも値段くらい気にするわよ、たぶん・・・
「だから、お前はいいんだよ」
呆れているはずの光の顔は妙に優しかった。