夢色約束
「「…」」

光と那月がポカーンと固まる。


「由羅‼︎」

私はキッと由羅を睨む。


「似合ってるって‼︎」

固まってるじゃん‼︎


「…ジュース買ってくる‼︎」

さっき光からもらったばかりなのにそれしか思いつかなかった私はそれだけ言ってその場を離れた。


「あ、香里奈‼︎1人は危ないって‼︎」

そう焦った由羅の声も、私には聞こえなかった。
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