夢色約束
「はぁ〜楽しかったね‼︎」
「ああ」
「また…」
あ、そっか。
私と光に『また』なんてないんだ。
この夏が最後なんだ…
「香里奈?」
急に黙った私を不思議そうに見てくる光。
「、なんでもない‼︎帰ろ!」
私は笑顔を作って何事もなかったように前を向いた。
「…香里奈」
真剣な声で光が私を呼ぶ。
「…なぁに?」
お願い、光。
なにも、なにも言わないで。
泣きたくなるから。
苦しくなるから。
「…来週、ほんとにプール行くのかよ」
さっきとは打って変わって呆れたように言った。
「…行くよ〜〜」
私も一瞬ビックリしたけど、光がわざと話をそらしてくれたのだとわかって明るく言った。
いつからこんなに息苦しくなったんだろう。
いつからこんなに怯えるようになったんだろう。
私は、この夏が終わった時、なにを思ってるんだろう。
「ああ」
「また…」
あ、そっか。
私と光に『また』なんてないんだ。
この夏が最後なんだ…
「香里奈?」
急に黙った私を不思議そうに見てくる光。
「、なんでもない‼︎帰ろ!」
私は笑顔を作って何事もなかったように前を向いた。
「…香里奈」
真剣な声で光が私を呼ぶ。
「…なぁに?」
お願い、光。
なにも、なにも言わないで。
泣きたくなるから。
苦しくなるから。
「…来週、ほんとにプール行くのかよ」
さっきとは打って変わって呆れたように言った。
「…行くよ〜〜」
私も一瞬ビックリしたけど、光がわざと話をそらしてくれたのだとわかって明るく言った。
いつからこんなに息苦しくなったんだろう。
いつからこんなに怯えるようになったんだろう。
私は、この夏が終わった時、なにを思ってるんだろう。