夢色約束
「大丈夫か…「光だ、夢…かな」」

夢だと思ってるのか?

でも、言わないほうがいいよな。

どうせ、そばにはいてやれないんだから。

どれだけ、後悔しても…


「久しぶりに、いい夢だ」

ふにゃりと笑った香里奈に胸が高鳴った。

反則だろ…っ!


「光…光…光…夢だと、そばにいてくれるんだね」


「…っ」


「なら、ずっとこのまま、夢なら…光のそばにいられる?」


「香里奈…」


「光の手、離さないでいられる?」


「香里奈…」


「光に……






























好きだって、言える………?」
< 187 / 261 >

この作品をシェア

pagetop