夢色約束
理想と現実
「じゃあ、今日はこれで終わりにします。お疲れさまでした。来週からまたはじめていくのでよろしくお願いします」
おわったー!!
「おつかれさま、香里奈ちゃん。光さまによろしくね」
「うん」
「水月、光に早く来るように言っといて」
「はーい」
「光さまによろしく」
「わかった」
光はみんなの人気者だね。
「香里奈」
「由羅」
帰る用意を済ませ、帰ろうとしている私のところに由羅がよってきた。
「どうかしたの?」
「帰りどうするの?」
「そうだなぁ…光が心配すると思うから車かな…」
「じゃあ、一緒に待っとこうよ」
「うん、そうだね」
私たちはお互い連絡して迎えを呼んだ。
「ねぇ、由羅」
「なに?」
「劇、どのへんまで決まったの?」
「んー大まかにはだいたい終わったよー」
え!?
「はや!」
「ふふふ、でも、まだ細かい修正がねー」
「そんなことまでしてくれるの?」
「当たり前でしょー?監督なんだから!」
「あぁ、そうだったねー」
「まぁ、本人たちの演技で変えるところもあるだろうけど?」
「…よろしくお願いします」
「はーい」
私たちは笑い合った。
「香里奈」
そして、そんなことを話していると…
「光!?」
迎えの車から光が出てきた。
「あら、光くん。大丈夫?」
「ああ」
「外の出ちゃダメじゃない。ちゃんと休んでないと」
悪化しちゃう!
「大丈夫だって」
「大丈夫じゃない!早く帰るよ?」
「ああ」
「ふふふ、」
急に笑い出した由羅。
「由羅?」
「西園寺?」
「なんか、ふたり見てると面白いなーって。やっぱりふたりを主役にして正解だったよ」
「…由羅」
「んー?」
「がんばるからね」
「期待しとく!」
私たちは敬礼し合って、由羅の迎えの車が来るのを待ち、帰って行った。
おわったー!!
「おつかれさま、香里奈ちゃん。光さまによろしくね」
「うん」
「水月、光に早く来るように言っといて」
「はーい」
「光さまによろしく」
「わかった」
光はみんなの人気者だね。
「香里奈」
「由羅」
帰る用意を済ませ、帰ろうとしている私のところに由羅がよってきた。
「どうかしたの?」
「帰りどうするの?」
「そうだなぁ…光が心配すると思うから車かな…」
「じゃあ、一緒に待っとこうよ」
「うん、そうだね」
私たちはお互い連絡して迎えを呼んだ。
「ねぇ、由羅」
「なに?」
「劇、どのへんまで決まったの?」
「んー大まかにはだいたい終わったよー」
え!?
「はや!」
「ふふふ、でも、まだ細かい修正がねー」
「そんなことまでしてくれるの?」
「当たり前でしょー?監督なんだから!」
「あぁ、そうだったねー」
「まぁ、本人たちの演技で変えるところもあるだろうけど?」
「…よろしくお願いします」
「はーい」
私たちは笑い合った。
「香里奈」
そして、そんなことを話していると…
「光!?」
迎えの車から光が出てきた。
「あら、光くん。大丈夫?」
「ああ」
「外の出ちゃダメじゃない。ちゃんと休んでないと」
悪化しちゃう!
「大丈夫だって」
「大丈夫じゃない!早く帰るよ?」
「ああ」
「ふふふ、」
急に笑い出した由羅。
「由羅?」
「西園寺?」
「なんか、ふたり見てると面白いなーって。やっぱりふたりを主役にして正解だったよ」
「…由羅」
「んー?」
「がんばるからね」
「期待しとく!」
私たちは敬礼し合って、由羅の迎えの車が来るのを待ち、帰って行った。