隣のあなた。…運命の人と…
「大丈夫、なにもされてないから」
『それならいいけど……』
『それでも……話すだけでもムカつく』
俺が言うと紗織はクスクス笑う
「意外とヤキモチ焼きですか?」
『……っ。そ…そうなのか?』
全く自覚がなかった。
俺と紗織がリビングへ戻ると
愛美は寝てしまっていた。
紗織はブランケットをかけ
片付けをし始めた
俺はビールを飲み干し
『風呂と着替え』
そう言って部屋に戻ることにした