隣のあなた。…運命の人と…
念願のリフォーム
帰宅の時間になり
紗織からはまだメールがない。
俺は久々に事務所のおばちゃんとこにいた
前に働いてた時
よくおばちゃんと世間話をしてた
他の従業員とは違って
おばちゃんは言いたいこと言うし
俺をバシバシ叩いて笑う
『おばちゃーん』
俺が事務所に声をかけると
おばちゃんがニコニコして出てきた
「敦司くん久しぶりじゃない」
「突然いなくなったから、辞めたのかと思ったわよ」
『ん……辞めてたの。けど戻って来ちゃった』
「それで?紗織ちゃんとは……何?」
おばちゃんはニヤニヤして聞いてきた