そのままの君でいて
会見当日…

15時からの開始なのに 昼過ぎには…多くの報道陣。

愛恵サイドは、他の客への考慮もあり 少し早めの開始を検討した…

会場の入り時間を14時からのを13時からに変更。
「えー各社様~。時間の都合がありますから、1社1問で5分いないにしてください。また、既にご承知の通り相手の方は一般の方ですので、踏まえての質問にしてください。こちら側で、不適切な質問にはその場でお応えしかねますから、退出ですが、他のお客様もいらっしゃいますのでこの部屋をでたら速やかに退陣願います。写真ですが、室内のみでの撮影のみ時間も確保していますから…15時からを予定していましたが30分繰り上げます。でわ。もう少々おまちください」


副社長の福永だ。


控え室には… 愛恵 ジョー がメイクや衣装の最終チエックをうけていた。

愛恵は 白のイブニングドレス。

ジョーは 白のジャケットに黒いシャツとチノ。
「ジョー顔が緊張してる」
愛恵がジョーの顔を指す。

「うん。少し…してる」

あと30分…。会見は1時間半

多分 あっとゆうまに 過ぎるだろう。


時間的に午後の情報番組は生放送だ…



「愛恵。ガンバレよ」
福永は愛恵の肩を握った。
「彼女を頼む」
ジョーにも、言葉をかけた。


ホテルのアシスタントが 時間をしらせにきた。
「さて、行くか…」

福永を先頭に

ジョー、愛恵 副社長 堺と続いて

会場に入場した…


慌ただしい会場が 一緒にして 静まる。


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