そのままの君でいて
愛恵は ジョーと出会ってから 今日までを 振り返る。



人生に 後悔や不安はつきもので…


「~だったら」「もし」「~れば」は ない。


彼女は 変わった。


もう 迷わない。

自分は 彼と自分の中に芽生える命 そして自分の為に 生きる…



先が見えないから 不安なのではなく。

不安という心が不安を呼ぶ。

今の 彼女に 不安はない。


目の前には 愛する人がいる。

お腹には 愛しい命が…

僚介… アナタを わすれることは ない。


だけど、私は もう あなたの思いでに縛られ 悩み 苦しむ私ではない…

僚介も そんな愛恵を 望んでいるわけなどなかった…



「幸せになれよ」


僚介の声が聞こえた気がした…



「ジョー、ソファでねないで」

「んん…」

彼はしぶしぶシャワーへ…


愛恵は、 これから先の 人生…


あの呑気な彼と 一緒に 楽しい家庭を作って行くのだ…



自分らしく。

いつでも

どんなときでも…


『自信』を持つ事は 言葉に出すより 簡単ではない事


変わるのは、自分しかいないのだ。


『自分らしく』


彼女の「自分らしく」が、すこしだけ、見えてきた…
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