ボクじゃダメですか…
『かんぱーい!!』
浮いてる
完全に私だけ浮いてる
目の前にいる4人の男の子
そして私と並んでる3人の女の子
明らかにかなりの年の差だということは否定できない
『先輩?先輩の番ですよ?』
『え?』
気づくと全員の視線が私に向けられていた
『あの...えっと...』
完全に動揺してる私を助けたのはやっぱり由依だった
『先輩、合コン初めてなの~!ね、先輩』
ん?
これって助けられてるの?
『由依ちゃんの先輩ってことは何歳なんですか?』
『同じナースなんですよね?』
『お姉さんって憧れちゃうな...』
質問攻めに戸惑う私をみんな半笑いしていた