時間
「橋本さん、ごめん、今日やるプリント写させてくれない?」
学期末試験を明後日に控えた今日。
いつものように、学校帰りに塾に行き席に着くと、メガネを掛けたいかにも秀才といった感じの他校の男の子から声をかけられた。
確か、宮田くんだったかな?
「うん、いいよー。」
プリントを見せることを承諾し、宮田くんに渡す。
「サンキュー!橋本さん頼りになる!すぐ移すから待ってて!」
そう言って、自分の席に戻っていった。
最近忙しいなぁ、と思いながら、私は机に突っ伏した。
〜♪
ウトウトしそうになっていると、ケータイが鳴った。
マナーモードにするの忘れていたことに気付いて設定し、メールを見る。
''ごめん、今日病院泊まるから、ご飯適当に食べてね。''という内容だった。
お母さんからだった。
''了解''とだけ送り、ケータイを鞄にしまった。
おばあちゃん、寒くないかなぁ、なんて窓の外の雪を見ながら思った。
学期末試験を明後日に控えた今日。
いつものように、学校帰りに塾に行き席に着くと、メガネを掛けたいかにも秀才といった感じの他校の男の子から声をかけられた。
確か、宮田くんだったかな?
「うん、いいよー。」
プリントを見せることを承諾し、宮田くんに渡す。
「サンキュー!橋本さん頼りになる!すぐ移すから待ってて!」
そう言って、自分の席に戻っていった。
最近忙しいなぁ、と思いながら、私は机に突っ伏した。
〜♪
ウトウトしそうになっていると、ケータイが鳴った。
マナーモードにするの忘れていたことに気付いて設定し、メールを見る。
''ごめん、今日病院泊まるから、ご飯適当に食べてね。''という内容だった。
お母さんからだった。
''了解''とだけ送り、ケータイを鞄にしまった。
おばあちゃん、寒くないかなぁ、なんて窓の外の雪を見ながら思った。