吹恋
その言葉を言われても俺の涙は、止まらなかった。


嬉しかったはずなのに・・・。ポタポタと俺の涙は


体育館の床を濡らす。


「(泣いてる所なんか誰にも見られたくなかったのに)」


心の中でつぶやくと・・・俺は、どこに行くかは、


分からないけど一人になりたくて夢中で先輩達から逃げていた。


逃げている間も俺の涙は止まらなかった・・・。











< 8 / 20 >

この作品をシェア

pagetop