ホラー同好会



何だかんだで教室についた。


俺は普通の文系なので1組だ。なかなか個性的なクラスである。そしてサキとシオリは3組で文系の進学コース。なかなか忙しいようでいつも愚痴っている。


そして柿の種ことUSKは4組で普通の理系コースだ。男子が多く楽しそうである。















担任が来て、朝会が終わり、いつも通り授業をやり過ごして放課後が来た。










サ「ねえねえ、そういえばさあ。私のバイト先まじやばいんだけど。」


シ「何かあったの?」



サキはカラオケ屋でバイトしている。学校側に内緒の割には徒歩5分で着く場所にあるため、なかなか肝が座っている。



サ「いや、実は昔からおんなじクラスの子があそこはやばいって言ってたんだけど、バイト先の人からとうとう聞いちゃったんだよねえ!」







どうやら聞くところ、ある部屋に子どもの霊が出るという話であった。

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