押してダメでも押しますけど?
「あ?やっぱり気づいてなかった?」
いたずらっ子のように笑う社長を前に私は軽いパニック状態だ。
「き、気づいてるわけないじゃないですか!!
気づいてたら、ソフレになんてなりませんよ!!」
「だよね〜」
軽く返す社長を見て、ハッと我に返る。
「も、もしかして社長は私の事が好きだから、ソフレにしたんですか?」
一緒に暮らすのを良い事に、なし崩しにそういう関係になって・・・
あ゛ーーーーー!!!最低!!考えたくない!!
「う〜ん、、、半分正解!」
何だ?!半分って!!
「言っとくけど、無理矢理どうこうしようなんて思ってないからね。」
「へ?」
「そりゃそうでしょ?そんな事したら立川さんの心が手に入らなくなる。
立川さんに手を出すのは、ちゃんと立川さんが俺の事好きになってくれてから。」
語尾にハートマークが付きそうな言い方をされたって、今の私はときめかない。
近すぎる距離から逃げようとすると、社長に腕を掴まれる。
「出してます!!出してますよ!!手!!!」
さっきと言ってる事違う!!
「え?腕掴むのもアウトなの?そんな事言ってたら、もうすでにアウトじゃん」
それは、外に行く時に、手を握ることを言ってますか??!!
「だって、あれは、社長が、私の事が好きだなんて知らなかったから!!」
「立川さんのこと好きじゃないと手をつないでも良いのに、好きだとダメなの?
変わってるね」
「社長には変わってるって言われたくありません!!」
「あ。それもそうか。」
そこは否定しといてよ!!
「何で、今なんですか??!」
「何が?」
「何で今、好きだとか言うんですか?」
そうだ。完全にタイミングがおかしいのだ。
「ソフレの話をした時に言ってくだされば良かったじゃないですか!」
「そんなことしたら、ソフレになってくれないじゃん。」
当たり前だ!!
「だったら、せめてお試し期間が終わってから言ってくだされば良かったんです!」
「う〜ん・・・・それじゃあ、立川さんが悩むと思って。」
「何をですか?」
「だって、好きな人と一緒に暮らすんだよ?触りたくなるじゃん。」
そう言って、社長は私の腕を掴んでいた手を滑らせて、手を握って来た。
いたずらっ子のように笑う社長を前に私は軽いパニック状態だ。
「き、気づいてるわけないじゃないですか!!
気づいてたら、ソフレになんてなりませんよ!!」
「だよね〜」
軽く返す社長を見て、ハッと我に返る。
「も、もしかして社長は私の事が好きだから、ソフレにしたんですか?」
一緒に暮らすのを良い事に、なし崩しにそういう関係になって・・・
あ゛ーーーーー!!!最低!!考えたくない!!
「う〜ん、、、半分正解!」
何だ?!半分って!!
「言っとくけど、無理矢理どうこうしようなんて思ってないからね。」
「へ?」
「そりゃそうでしょ?そんな事したら立川さんの心が手に入らなくなる。
立川さんに手を出すのは、ちゃんと立川さんが俺の事好きになってくれてから。」
語尾にハートマークが付きそうな言い方をされたって、今の私はときめかない。
近すぎる距離から逃げようとすると、社長に腕を掴まれる。
「出してます!!出してますよ!!手!!!」
さっきと言ってる事違う!!
「え?腕掴むのもアウトなの?そんな事言ってたら、もうすでにアウトじゃん」
それは、外に行く時に、手を握ることを言ってますか??!!
「だって、あれは、社長が、私の事が好きだなんて知らなかったから!!」
「立川さんのこと好きじゃないと手をつないでも良いのに、好きだとダメなの?
変わってるね」
「社長には変わってるって言われたくありません!!」
「あ。それもそうか。」
そこは否定しといてよ!!
「何で、今なんですか??!」
「何が?」
「何で今、好きだとか言うんですか?」
そうだ。完全にタイミングがおかしいのだ。
「ソフレの話をした時に言ってくだされば良かったじゃないですか!」
「そんなことしたら、ソフレになってくれないじゃん。」
当たり前だ!!
「だったら、せめてお試し期間が終わってから言ってくだされば良かったんです!」
「う〜ん・・・・それじゃあ、立川さんが悩むと思って。」
「何をですか?」
「だって、好きな人と一緒に暮らすんだよ?触りたくなるじゃん。」
そう言って、社長は私の腕を掴んでいた手を滑らせて、手を握って来た。