押してダメでも押しますけど?
8 確信する夜
暑い・・・・
目を開けると、そこには社長の顔があった。
「っ?!」
びっくりして思わず飛び起きそうになったけど、上半身にかかる重みでうまく起き上がれない。
な、なんで?
今の状況が全く理解出来ずにパニックになっていると、目の前の社長がゆっくりと目を開けた。
「あかり。おはよう」
そういって頬笑む社長は、寝起きのせいか、いつもよりどこか無防備で色気がある。
その顔に思わずドキッとする。
「あ、あの!動けないんですが!」
動揺を隠したくて、強めに言う。
「ん。」
上半身に圧力がかかる。
さっき起き上がれなかったのは、社長に抱きしめられているかららしい。
「離してしださい。」
「んー、離さないとだめ?」
ダメに決まってる!
「今日は仕事ですよ!」
「大丈夫。プログラミングは頭の中でもかけるし、一度思いついたのは忘れたりしないから。」
「そう言う問題じゃありません!」
「このまま、あかりの顔見てたら、いいプログラミングが思いつきそうなのになぁ~」
「は・な・し・て・く・だ・さ・い!」
「ケチ」
ケチじゃない!!
至近距離で見る社長の顔の破壊力に負けじと、睨むと、社長は、ため息をついた。
「仕方ないな~」
仕方なくない!
腕にかかる圧力がなくなり、急いで身体を起こす。
社長に抱きしめられていて、身動きが取れなかったせいか、身体が痛い。
社長を睨むと、社長は私の視線など気にするふうでもなく、身体をを伸ばしていた。
「今、何時?」
「6時10分です。」
そう答えると、社長がピタッと動きを止めた。
「社長?どうしました?」
私が尋ねると、社長はフッと笑った。
「いや、やっぱりあかりと寝るとよく眠れるなと思って。
ねぇ、今日からは朝まで一緒に寝ようよ」
「暑いから嫌ですよ!」
「エアコンつけるし」
「腕が重くて身動きとれないんですよ!」
「わかった。1cmほど浮かしとく。」
「・・・そんなことして寝れる分けないでしょ」
「寝なくてもいい」
何言ってんだ、この人は!?
相手にしていてはらちが明かないので、相手にしないことにした。
「先に洗面台借りますね。」
そう言ってリビングを後にした。
目を開けると、そこには社長の顔があった。
「っ?!」
びっくりして思わず飛び起きそうになったけど、上半身にかかる重みでうまく起き上がれない。
な、なんで?
今の状況が全く理解出来ずにパニックになっていると、目の前の社長がゆっくりと目を開けた。
「あかり。おはよう」
そういって頬笑む社長は、寝起きのせいか、いつもよりどこか無防備で色気がある。
その顔に思わずドキッとする。
「あ、あの!動けないんですが!」
動揺を隠したくて、強めに言う。
「ん。」
上半身に圧力がかかる。
さっき起き上がれなかったのは、社長に抱きしめられているかららしい。
「離してしださい。」
「んー、離さないとだめ?」
ダメに決まってる!
「今日は仕事ですよ!」
「大丈夫。プログラミングは頭の中でもかけるし、一度思いついたのは忘れたりしないから。」
「そう言う問題じゃありません!」
「このまま、あかりの顔見てたら、いいプログラミングが思いつきそうなのになぁ~」
「は・な・し・て・く・だ・さ・い!」
「ケチ」
ケチじゃない!!
至近距離で見る社長の顔の破壊力に負けじと、睨むと、社長は、ため息をついた。
「仕方ないな~」
仕方なくない!
腕にかかる圧力がなくなり、急いで身体を起こす。
社長に抱きしめられていて、身動きが取れなかったせいか、身体が痛い。
社長を睨むと、社長は私の視線など気にするふうでもなく、身体をを伸ばしていた。
「今、何時?」
「6時10分です。」
そう答えると、社長がピタッと動きを止めた。
「社長?どうしました?」
私が尋ねると、社長はフッと笑った。
「いや、やっぱりあかりと寝るとよく眠れるなと思って。
ねぇ、今日からは朝まで一緒に寝ようよ」
「暑いから嫌ですよ!」
「エアコンつけるし」
「腕が重くて身動きとれないんですよ!」
「わかった。1cmほど浮かしとく。」
「・・・そんなことして寝れる分けないでしょ」
「寝なくてもいい」
何言ってんだ、この人は!?
相手にしていてはらちが明かないので、相手にしないことにした。
「先に洗面台借りますね。」
そう言ってリビングを後にした。