また会う日まで〜約束〜
小川先輩と同じ役職につけなかったからか、少し寂しかった

でも、何より嬉しかったのは、小川先輩のやる、総合司会とキャストは打ち合わせが多く、話す機会が増えること

それだけで、胸が高鳴る

話す時間が少し増えるだけで、こんなにも嬉しいなんて…

その度に、やっぱり、私は小川先輩が…

そう思うことも度々あった

でも、その気持ちを私は無理矢理かき消した

小川先輩はただの先輩

そう、ただの先輩…

しかし、押しつぶしたその気持ちが、後の後悔へ繋がるなんて

その時の私には知る由もなかった
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