《短編》妖精アイラ
「アイラ、ごめんね。」


アイラは悲しそうに目を伏せた。


「いたぞ―――――!!」


「え?」


そこに立っていたのはやく35人の兵隊とカレンだった。


「貴方は?」


「この国の支配者、カレンだ」


「今すぐこの人間を抹殺しろ!!!」


サルビヤの厳しい声が天に響く。


「お前は水面の妖精だな。なぜ人間の味方をするんだ。」


「私は…」


「絶対おかしい…」


アイラが言いかけた
ところで私が口を挟んだ。


「おかしい…おかしいよ!!!!!復讐のつもりなの?絶対おかしいっ!!!私は人間だけど人間にしか分からない優しさがある!!!」


「なに?」
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