離してなんてあげねえよ



時間は早く過ぎる



もう、夜の7時をまわっていた




「送ってくれてありがとう」



「別に俺が心配だっただけだし♪



あとさ、誕生日何が欲しい?」



「え……?もうすぐ誕生日なの


なんでわかったの?」



「前、書類を勝手に見たから」



「…!!」


「で、さ。何が欲しい?


別に俺でもいーよ?」



小悪魔な笑顔を湊が浮かべる




「………湊が…欲しい」


「わかった!プレゼントは俺ね



俺とのは激しいぜ?


覚悟しとけよ…?」




そう言って湊は手を左右に振り



帰って行った






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